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【家族持ち現場監督】子育てと現場の両立って正直どうなの?リアルな1日の流れと工夫を公開

はい、施工管理見習いのしゅんです。

施工管理という仕事は、朝も早く夜も遅い。日々の業務に追われて、ふと気づけば「子どもがいつの間にか大きくなっていた」なんてこともあります。かつての私もそうでした。子どもの寝顔しか見れない日々、家族の会話も減っていく現実に、正直、悩みました。ですが、工夫次第で「仕事」と「家庭」を両立することは可能です。この記事では、現場監督として働きながら、どのように家族時間を確保してきたか、そのリアルな1日のスケジュールと、実際に効果があった時短術・向き合い方をご紹介します。


【夜の時間の使い方】家族と接する“唯一のゴールデンタイム”


現場監督の朝は早く、翌日の準備や移動のためにも、夜はできるだけ早く休む必要があります。私も毎日5時半には起きるため、夜は19時半には帰宅し、22時には家族と一緒に布団に入る生活リズムを心がけています。
この「帰宅後から就寝までの2時間半」は、家族と過ごせる貴重なゴールデンタイムです。夕食を一緒に囲み、子どもとその日の出来事を話すだけでも、親子の信頼関係はしっかり築かれていきます。
特に意識しているのは、「仕事を切り離す時間」としての使い方。スマホやパソコンには極力触れず、子どもと遊んだり、お風呂に入ったり、絵本を読んだりする時間に集中します。
そして21時頃には布団に入り、寝かしつけながら一緒に一日を振り返る。この何気ない会話やぬくもりが、子どもにとっても自分にとっても、安心と充実感をもたらしてくれる時間なのです。
わずか数時間かもしれませんが、この夜の時間をどう過ごすかが、日々の幸福度を大きく左右していると感じます。


【日中の過ごし方】意識的に「隙間時間」を生み出す工夫


現場では想定外のことが日々起こりますが、だからこそ“自分のコントロールできる時間”を意識的に作るようにしました。
たとえば、昼休みの30分。以前は何となくスマホを眺めて終わっていた時間を、今では「子どもの連絡帳を確認」「夕食の買い物メモ作成」などに使うようにしました。
また、移動中には音声メモアプリを使って、家族に伝えたいことや週末の予定を思いついた時に録音→帰宅後にLINEでまとめて送信という工夫も行っています。
このように、“仕事の中に家庭のことを少しだけ織り込む”ことで、家庭との断絶感を少しずつ減らすことができました。


【帰宅後の過ごし方】短くても“濃い”時間を意識する


帰宅時間が20時を過ぎることも多く、子どもはもう布団の中。そんな日は、寝顔を見て一言「お疲れさま」「ありがとう」と声をかけるだけでも、気持ちは伝わります。
ただ、どうしても会話がしたい日には、思い切ってお風呂を一緒に入るために、早めに現場を切り上げる努力もしました。もちろん毎日は無理ですが、「週1回だけは一緒に風呂に入る日」を設けたことで、子どもも楽しみにするように。
また、寝かしつけの時にだけ使う“パパの絵本読みアプリ”も作りました。録音した自分の声で絵本を読み上げるようにし、現場で遅くなった日でも子どもが「パパの声」を聞けるようにしています。
このような“つながりを感じられる仕掛け”が、家族の安心感に繋がっていきました。


【週末の使い方】「疲れ」を理由にしない勇気


土曜が出勤日になる現場も多く、週末に全てを詰め込むのは難しいものです。だからこそ「短くても本気で向き合う」ことが重要。
私は毎週日曜の午前中を“子どもとだけ過ごす時間”に決めています。どこかに行けなくても、公園で30分キャッチボールをしたり、一緒にスーパーで買い物するだけでも十分です。
そして午後は「パパの自由時間」として、自分の趣味や勉強(資格の勉強や筋トレ)に使います。こうして“家族の時間”と“自分の時間”を明確に分けることで、罪悪感なく週末を充実させることができました。
また、月1回は「何もしない日」をつくり、家族でただゴロゴロするだけの日も。これが意外と一番、心の絆が深まります。


【結論】100点の両立は無理。でも、60点で継続することが一番大事


施工管理という仕事は、家庭との両立が難しいと感じる人が多いのも事実です。けれど、100点を目指す必要はありません。
・朝の15分を家族との対話タイムに
・仕事中の隙間時間で家族とのつながりを感じる工夫
・帰宅後は“つながる仕掛け”で関係をキープ
・週末は本気で向き合う時間と、自分時間の両立
このように、日々の小さな工夫の積み重ねこそが、現場監督と家庭人を両立する唯一の道です。
そして、あなたが家族のことを大事にしようとしている限り、その思いは必ず届きます。現場にも家庭にも、本気で向き合う人が、最も信頼される人です。