はい、施工管理見習いのしゅんです。
「また今日も業者さんに振り回されて疲れた…」
「強い口調で言われると、つい自分が全部悪い気がして落ち込む…」
現場監督をやっていると、
誰もが一度はこんな気持ちになります。
私も新人の頃、毎日「自分の段取りが悪いせいだ…」って、
帰りの電車で何度も落ち込んでました。
でも実際には、現場監督が疲れないために必要なのは
“完璧な技術”じゃなく、“気持ちの整え方” でした。
この記事では、私が10年以上現場で学んだ
業者対応に振り回されず、ストレスを減らす3つのマインド術 を、
できるだけリアルにお伝えします。
1. 100%思い通りに進む現場は存在しないと知る
「段取りを全部考えたのに、なんで予定通りに進まないんだ!」
って、自分を責めたこと、ありませんか?
現場って、どれだけ計画しても
絶対に想定外が起きます。
・材料が届かない
・職人さんが急に休む
・天気が急変して工程がズレる
・言ったはずの指示が伝わってなかった
正直、これは “普通のこと” です。
完璧主義が一番のストレス源
私も若手の頃は「自分が完璧にやればズレない!」と思ってました。
でも現場って“人間”と“天候”が相手です。
どうしてもズレるし、予定外が出ます。
大事なのは、何か問題が起きたときに
「全部自分が悪い」と思わないこと。
自分の責任か?を分けて考える
私はよくノートに2つに分けて書いてます。
✅ 自分が防げたこと
✅ 自分ではどうしようもなかったこと
これだけでも、気持ちがラクになります。
「防げなかったこと」まで背負い込むと、
現場監督はすぐ潰れます。
【まとめ】
「現場は100%思い通りにならない」が前提。
だからこそ、全部自分のせいにしないこと!
2. 感情的になったら“寝かせる”クセをつける
業者さんに無理なことを言われたとき、
キツい言い方をされたとき、
つい反射的に言い返したくなること、ありませんか?
私も若い頃、何度か言い返して大失敗しました…。
現場は人間関係がすべてなので、
一度口論になると後で調整が地獄になります。
だから私は、
感情が湧いたら“一度寝かせる” ことをルールにしました。
「確認して折り返します」が最強の逃げ道
どう返していいか分からないときは、
✅ 「すみません、一度確認して折り返しますね」
これが最強です。
その場で即答してケンカになるより、
一晩寝かせて頭を冷やした方が、
冷静に「現実的な代替案」を考えられます。
冷静に再提案するだけで信頼される
不思議なことに、感情的に返すより
「確認してちゃんと調整する監督」は信頼されます。
職人さんも業者さんも、「この人はちゃんと話を聞いてくれる」と思えば
無理を言ってこなくなります。
【まとめ】
ムカついたら即答しない。寝かせる勇気が、ストレスを減らすカギ!
3. 自分ができていることを“見える化”する
現場監督って、どうしても「できなかったこと」に目がいきます。
✅ ミスした
✅ 指示が通らなかった
✅ 工程がズレた
こればっかり考えてると、
「自分は何もできてない」と思い込んじゃうんです。
でも実際は、毎日何十個も段取りをして、
安全を守って、現場を回してるわけです。
「できたこと」を寝る前に5分だけ書く
私はこれをやって救われました。
帰宅して寝る前に、1日1つだけでいいから
✅ 「今日できたこと」
✅ 「誰に感謝されたか」
✅ 「うまくいった小さなこと」
これを書き出します。
たとえば
- 「職人さんにありがとうと言われた」
- 「危ない箇所を朝礼で共有できた」
- 「納期がズレても他で調整できた」
何でもいいんです。
これを続けると、
「自分は何もできてない」って思わなくなります。
【まとめ】
自己肯定感が少しでもあれば、次の日の現場で踏ん張れます!
【結論】疲れない現場監督は“完璧”を手放している
現場は生き物です。
どれだけ段取りしてもズレるのが普通。
だからこそ、
- 全部自分の責任にしない
- 感情を即答で返さない
- 小さな成功を自分で認める
この3つを続けるだけで、
現場監督のストレスは本当に減ります。
完璧を手放して、ラクに現場を回しましょう。
まずは今日から、寝る前5分の「できたことメモ」、やってみてください。