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流動化処理土打設計画 Lev1【vol153】

はい、施工管理見習いのしゅんです。

ひょんなことから埋戻しが流動化処理土を使用することになりました。

いつも埋戻しといえば、土工事埋戻しなのですが、貴重な体験である流動化処理土を経験することができましたので自分の流動化処理土の体験について書いてまいりたいと思います。

目次

・流動化処理土とは

・打設計画 

・打設の基本方法 流動化特性

・打設実施

・流動化処理土とは

水に固化材を加えて混ぜることにより、とても高い流動性をもった土の粒子が配合されている安定処理土である。

▶埋戻し困難なところ、締固め困難なところ等使用する

・打設計画 基本

▢打設箇所数量拾い (     m3) 

▢流動化処理土手配  

  ポイント   ▢ポンプ車+ミキサー車打設 or  ▢ バキューム車+コンテナ車

▢流動化 固化時間確認(養生期間)※コンクリートのようにはすぐ固くならない

▢打設車両により道路の使用計画確認

▢打設計画  ポンプ、バキューム配管距離確認 (    mm)

▢車両の搬出入時間確認  コンテナ車orミキサー車 ピッチ回転数 (      m3/)

▢打設業者  ▢ バキュームオペ + ▢ 筒先持つ職人  or  ▢ 圧送ポンプ

※バキュームの場合配管転がしになる

 ▢ 打設工 1名 

 ▢ 警備員 3名

▢打設実施前 現場段取り 

 ▢ 流動化逃げ道ないか確認 

※流動化はほぼ水とかわないため、逃げ道があると無限にながれしまう

▶スリーブや山留め面や浸透性釜場注意 雨が降っても水がたまらない場合要注意

  ▢ 流動化打設天端墨出し (打設3日前)

★打設当日 

▢出荷連絡

▢朝礼  打設箇所・レベル確認

▢配管段取  ※バキューム配管転がし注意

▢打設開始  

▢打設天端確認 ※流動化処理土は 少し痩せるので高めに打設すること、水が浮いてきて打設天端見誤る

▢打ち止め数量指示

▢打設完了後、最終天端確認 

▢道路清掃・片付け確認

・打設の基本方法 流動化特性 注意

流動化の最大の特性は、、、流動性ほぼ水を流し込むのとかわないため、コンクリートのように部分的にあげたり等は全体がつながっている限り不可能、ひとつひとつの枡であればあがるが全体である場合は絶対的に全体であがってくる。また、水を流し込むため逃げ道がある場合は永遠とながれこんでしまうため、事前に逃げ道がないか要確認が必要である。打設したものが流した流れ込む危険がある。メリットはとてもあるどこまでもながれてくれること、そして、ある程度強度がでるところ。セメント量を調整することで、捨てコンクリート以上の強度をだすことも可能。

・打設実施

はい、ということで、今回流動化打設、、、数量を拾い、手配▶今回は基礎部分での打設でした工程は順調に進み特に問題なく、、、ただ1点引っ掛かりがこの現場雨がいくら降っても水がたまらない、捨てコンに浸透するように何箇所か仮設釜場をつくっているが、、、とても不安になり、打設前に念入り全ての釜場をつぶしました。

そして、現場段取りばっちりということで、流動化打設 今回は初めてのバキューム車とコンテナ車で打設ちなみにバキューム車は5m3積んで、コンテナ車が9m3ということでコンテナ車がピストンにて打設、、バキュームしゃどのように打設するのか思ったら、、、ダンプアップで打設この世偉大な重力打設のような勢いでした。そして、流動化は圧倒的な勢い(滝)のような勢いででます。そして、1台約10分程でとれました、やはり水のような圧倒的な流動性、3台目取り終わったあとに少し時間が空いたので、沈下してないか、どこかに流動化がにげていないか念おしで確認。うん、微微だとわからんね。

本当にオペさんが言う通り全体でしかあがらない、、、自分筒先の人にやたら前後移動させて打設させてしまった、すみません、目で見て経験して学ぶ自分。

そして、無事打設完了しました。よし、これでかたまったら歩くぞ。今回厚みは600程

そして、翌日、自分の工程では翌日から作業予定でしたが、協力業者様から翌日乗るのは危険ということで養生期間(5日間)、翌日自分のほうで効果を確認、、、うんこれはだめだ、事前に硬化時間要確認が必要です。作業内容にもよりますが、翌日からのばちばちはだめです。

自分は新人時に流動化処理土の打設に大失敗したことがあります。設備の1つのスリーブの穴埋めが完了してはいたが前日に埋めたところの硬化と穴埋めが甘くそこが決壊して全ての流動化処理土が隙間から襲ってきて、永遠にとまらない隙間に自分のと手と足を突っ込んでとまることない流動化をみつめながら止まれと思い続けた、そして1時間後に流れおちついてから永遠の片付けと上司への報告の連絡、施工管理になって半年のときの経験。

よし、明日も頑張るぞ。