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現場監督だけど“家庭”も現場。時間との向き合い方

施工管理見習いのしゅんです。

建設現場で働く自分にとって、毎日は分刻みのスケジュールと緊張感の連続。気づけば「家庭」は後回しで、「仕事がすべて」になっていた。そんな自分が変わるきっかけをくれたのは、上の子の何気ないひと言と、2人目の誕生だった。
「もっと一緒にいたい」と思ったとき、どうすれば時間をつくれるか?何を優先すべきか?
施工管理として、父親として、悩みながら選んだ働き方と生き方。
この記事では、父としての“今”をどう大切にしているか、日々実践している工夫や想いを、等身大で綴ります。

▢ 2人目のこどもが生まれて変わった、かつ上の子が話すようになって一緒にいる時間をつくってあげたいと思うようになった

結論:子どもの成長と共に、自分の「働き方」も「生き方」も見直すようになった。

◯最初は全然、仕事マンであったし、こどもが生まれても働き方は変えなかった
現場監督という仕事柄、朝早くから現場に出て、夜遅くまで段取りや報告書。初めての子どもが生まれたときも、正直、生活はほとんど変えなかった。「仕事は仕事、家は家」と割り切っていたし、「家族のために働いている」と本気で思っていた。
◯子どもが話すようになって子どもには親とのコミュニケーション、親の姿勢が影響することを悟る
けれど、上の子が3歳を過ぎて会話が成立するようになった頃、何気ない言葉が胸に刺さるようになった。「きょうもおしごと?」「パパとあそびたい」。自分がどんなに仕事を頑張っても、子どもにとっては「一緒にいる時間」が一番の愛情なんだと気づかされた。
◯2人目の誕生と上の子の変化が、人生の舵を切るきっかけになった
2人目の子が生まれたとき、ふと「この子が大きくなったとき、どんな父親の背中を見せていたいか?」と考えた。仕事だけに全力を注ぐのではなく、「家族との時間」を意識して過ごす父でありたい。子どもが変わったから、自分も変わった。そんな感覚がある。


▢ 自分がおこなっている子どもとの時間との最大化

結論:子どもと過ごす時間を「質」と「量」の両面から最適化している。

◯1に一緒にいる時間を最大化する(ジム、カフェ等をやめた)
これまでルーティンだったジム通いや、週末のカフェタイムをやめた。削ったのは「自分のための時間」だけれど、それ以上に「子どもと一緒に過ごせる時間」の価値が上回った。1日たった30分でも、積み重ねればとてつもない時間になる。
◯一緒にいることでメリットある時間にする(遊び=運動、話=自分の勉強)
ただ一緒にいるだけじゃなく、「一緒に体を動かす」「会話の中から気づきを得る」といった時間の質も意識している。子どもと走り回るのは自分の運動になるし、「なぜ空は青いの?」という質問は、自分の学び直しにもなる。
◯「やること」と「いること」を分けない時間づくり
スマホを見ずに全力で遊ぶ。一緒にご飯を作る。「時間を割く」のではなく、「一緒にやる」スタイルに変えてから、無理なく子どもとの接点が増えてきた。仕事とは別軸で、自分の人生が豊かになっている感覚がある。


▢ 成長する子どもの今の瞬間は今しかない、最初で最後の経験できる瞬間だから大切

結論:子どもの“今”を見逃さないために、自分の“今”の選び方が変わった。

◯「初めて」は1回きりしかない
最初の一歩、初めての言葉、初めての「パパありがとう」。全部一度きり。仕事で帰宅が遅れたその日に、「初めて」を見逃す悔しさ。あの瞬間はもう二度と来ない。だからこそ、可能な限りそばにいたいと思うようになった。
◯記憶に残るのは“時間”より“瞬間”
長時間一緒にいることより、短くても目と目を合わせて笑った記憶や、肩車しながら歌った時間が、子どもにとっての宝物になるんだと思う。その瞬間に自分がいるかどうか、それがすべて。
◯親にとっても「子育てできる時間」は限られている
仕事は何年も続くけれど、子どもが小さいのはほんの数年。10年経ったら、きっとこの毎日を懐かしく思い出す。だから今、「優先するべきこと」はなんなのか、日々自分に問い直している。