Uncategorized

現場で疲弊しない!業者対応の3つのマインド術

施工管理見習いのしゅんです。

現場監督は段取りのプロ。でもどれだけ完璧に組んでも、現実は想定外だらけ。業者対応で振り回されると、自分が無能に思えてくるものです。だからこそ必要なのが“自分を責めない技術”。
今回は、私が現場で学んだ「振り回されないマインド術」を3つ紹介します。

▢ 業者に振り回されない!現場監督の自己肯定ルール

→ 結論
現場監督の仕事で「業者さんに振り回されるのは当たり前」。だからこそ、振り回されない自分を作るには「全部を自分のせいにしない」「冷静に受け止める」「小さな成果を自分で認める」の3つがポイントです。


【1-1】100%思い通りに進む現場はない
施工管理を始めたばかりの頃、私は「完璧な段取りさえ組めば、現場は予定通りに動く」と信じていました。でも、現場は生き物です。人も物も天候も図面も、予定通りに動かないことだらけ。
たとえば急に職人さんが来ない、材料が届かない、急な設計変更が入る…。こんな時、真面目な人ほど「全部自分が悪いんだ」と責任を抱え込みます。でもそれでは心が持ちません。


【1-2】「何が自分にできたか」を冷静に切り分ける習慣
私は、問題が起きたときに必ずノートを開いて「これは自分が防げたのか?」「何を次は変えられるか?」を分解するようにしています。
たとえば「材料が届かなかったのはメーカーのミス」「でも事前確認の電話をしておけば防げたかも」という感じです。
こうするだけで、100%自己否定する必要がないとわかります。責任の所在を切り分けることは、メンタル管理の大切な技術です。


【1-3】段取りは“最善”で良い、100点を求めない
全てを完璧にしようとすると、疲れ果てます。だから私は「自分ができる最善を出したら、あとは現場に任せる」という考え方に変えました。
もちろん調整は全力でやる。ただ、結果が100%狙い通りになることはないと受け止めておく。
このスタンスにしてから、業者に振り回される度に自分を責めることが減りました。


▢ 無理を言われても即答しない“冷却ルール”

→ 結論
感情的なやり取りは現場の雰囲気を悪くするだけ。だから、無理を言われた時ほど“持ち帰って冷却”をする習慣が大切です。


【2-1】即答のリスクを知る
「今すぐ対応してくれ!」「今日中にどうにかして!」——業者さんから急な依頼を受けるのは現場監督の宿命です。
でも、焦って即答すると、無理な調整を約束して自分を追い込む羽目になります。
一度引き受けたことは現場監督の責任になるからこそ、何でも「わかりました」と言わない勇気が必要です。


【2-2】一度寝かせてから、現実的に再回答
私が実践しているのは「わかりました、確認して連絡します」と一度持ち帰ること。
その場でムカついても感情で返すと、相手との信頼関係が崩れます。
一度落ち着いて「本当にできるのか」「他の手段はないか」を考えるだけで、冷静に代案を出すことができます。


【2-3】余白を作ると信用が生まれる
「即答しない監督は信用されないのでは?」と思われがちですが、実際は逆でした。
むしろ「しっかり確認して答えてくれる人」と思われることで、業者さんとの信頼が強くなります。
感情で動かず、一度寝かせる習慣を作ることは、自分を守るだけでなく相手を安心させることでもあります。


▢ 振り回されない自分を作る「自己肯定メモ」

→ 結論
業者に振り回されても、最後に自分を肯定できる習慣を持つことが、一番のメンタル防御策です。


【3-1】問題だけを見ていると心が削れる
現場監督の頭の中は「問題・問題・問題」。
気がつけば「できなかったこと」「失敗したこと」ばかりが目につき、自分が役に立っていない気がしてきます。


【3-2】小さな「できた」を記録する
私は1日の終わりに必ず「できたことを3つ」メモしています。
「段取り通りに材料が入った」「現場で危ない箇所を未然に防いだ」「お客さんに報告が早くできた」など、些細なことで十分です。


【3-3】自己肯定が強い人が最後に現場を回す
自分の行動を言葉にして残すだけで、「自分は何もしていない」という思い込みが減ります。
「今日もちゃんと現場を前に進めた」という実感があるからこそ、次の日も踏ん張れます。
振り回されない人は、強いのではなく、自分を認める習慣がある人です。


✅ 【結論まとめ】

現場監督が業者に振り回されないために大切なのは、

  • 100%は無理と割り切る
  • 感情を寝かせて冷静に
  • 自分の小さな成果を肯定する

という3つのルールです。
現場監督は誰よりも多くの人に振り回される仕事。でも「自分だけは自分の味方でいる」と決めておくだけで、心が軽くなります。

映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】